6ヶ月点検 [メンテナンス]
2021年5月7日
6ヶ月点検を受けた。マイDでの点検である。大きな問題などは特にはなかったが、以下の作業が行われた。
1.エンジンオイル補充(500cc)
VWエンジン特有の症状(癖?)で、アウディやポルシェなどでは1Lほどは常備していなくてはならないという話も聞く。愛車パサート(ガソリン1.4Lエンジン)では、エンジンが小さい分オイルの減りも少ないのかも知れないが、前回のオイル交換後3,000kmほどしか走っていないのに500ccの補充は多いような気もする。
2.ウィンドウォッシャー液補充
3.タイヤ空気圧調整
4.ポーレンフィルター(エアコンフィルター)交換
外したフィルターを見せてもらったが、かなり汚れて枯葉なども付着していた。この状態では交換せざるを得ないと判断し、交換をお願いした。
VWエンジン特有の症状(癖?)で、アウディやポルシェなどでは1Lほどは常備していなくてはならないという話も聞く。愛車パサート(ガソリン1.4Lエンジン)では、エンジンが小さい分オイルの減りも少ないのかも知れないが、前回のオイル交換後3,000kmほどしか走っていないのに500ccの補充は多いような気もする。
2.ウィンドウォッシャー液補充
3.タイヤ空気圧調整
4.ポーレンフィルター(エアコンフィルター)交換
外したフィルターを見せてもらったが、かなり汚れて枯葉なども付着していた。この状態では交換せざるを得ないと判断し、交換をお願いした。
次回の定期点検はいよいよ2回目の車検となる。
スタッドレスタイヤをサマータイヤに履き替え [メンテナンス]
2021年3月19日
2021年の桜が開花したもあり、スタッドレスタイヤをサマータイヤに交換した。2020年11月22日にサマータイヤからスタッドレスタイヤに履き替えて約4ヶ月。走行距離はわずか1,394kmだった。
コロナ自粛の影響が最大の原因だが、先月(2月)は1ヶ月で48kmしか走ってない。我が車人生で過去に例を見ない最悪の状態だ。
コロナ自粛の影響が最大の原因だが、先月(2月)は1ヶ月で48kmしか走ってない。我が車人生で過去に例を見ない最悪の状態だ。
既に何度も繰り返して来たタイヤ交換作業だが、今回とみに体力の低下を痛感してしまった。とにかくタイヤが重くて持ち上げるのに一苦労してしまったのだ。昔はPT-CRUISERとSAAB 9-3の2台を1度にタイヤ交換したものである。それを考えると今日の事態は嘘のようである。
ナビデータ更新とウォーターポンプ水漏れ [メンテナンス]
2021年1月20日
VW車に搭載されているDiscover Proと言うインフォテイメントシステムに含まれるナビの地図データを更新することにした。新車購入後2~3年の間は無償提供されるこの地図データ、期限後は有償となるのだが、昨年(2020年)は3.5諭吉ほどと言っていた料金が、今年(2021年)は4.8諭吉ほどと値上がりしていた。この値段、去年の値段(3.5諭吉)でもかなり高いと感じていたのに、1年後の4.8諭吉はもう「法外」としか言いようがない。
上述の値段はDラーによって異なるようだが、大体「工賃」を含むか含まないかの違いになるようだ。因みにMyDでは「工賃」を含まないとのこと。
とにかくUpdateがなされ、一番欲しかった大阪の新名神道(高槻JCT・IC-神戸JCT)と東京の東八道路-甲州街道(R20)接続部が表示されるようになった。
上述の値段はDラーによって異なるようだが、大体「工賃」を含むか含まないかの違いになるようだ。因みにMyDでは「工賃」を含まないとのこと。
とにかくUpdateがなされ、一番欲しかった大阪の新名神道(高槻JCT・IC-神戸JCT)と東京の東八道路-甲州街道(R20)接続部が表示されるようになった。
所で、今回法外な金額にも拘らずデータ更新を決意した背景だが、VW車に多く採用されているデジタルメーターAID(Active Info Display)の中央部に表示されるナビ画面(センターコンソール部のDiscover Proと連動)が非常に便利なため、以前からできればこれを利用したいと思っていた。ただ、便利さとコストを天秤にかければコストがかかり過ぎと言うのは明白であり、次回(来年)は余程のことがない限りUpdateはしないつもりである。
ではDiscover Proのナビに代わるナビをどうするかだが、現状考えているのはiPhone搭載の「CarPlay(カープレイ)」でGoogle Mapのナビ機能を使うことである。(アンドロイド・スマホでは「Android Auto(アンドロイドオート)」と言うアプリがあり、「CarPlay」と同じような機能を有する。)Google Mapのナビ機能も多少使い難い点はあるものの、法外な金額を払ってまで純正に拘る気はしない。ただ、この場合スマホの通信料がどうなるかやってみないと分からない。そしてCarPlayではAIDでのナビ表示がなされないと言う不便さが起こるのだが。。。
写真は更新後の状況である。
ではDiscover Proのナビに代わるナビをどうするかだが、現状考えているのはiPhone搭載の「CarPlay(カープレイ)」でGoogle Mapのナビ機能を使うことである。(アンドロイド・スマホでは「Android Auto(アンドロイドオート)」と言うアプリがあり、「CarPlay」と同じような機能を有する。)Google Mapのナビ機能も多少使い難い点はあるものの、法外な金額を払ってまで純正に拘る気はしない。ただ、この場合スマホの通信料がどうなるかやってみないと分からない。そしてCarPlayではAIDでのナビ表示がなされないと言う不便さが起こるのだが。。。
写真は更新後の状況である。
さて、ナビ更新中に発覚した「ウォーターポンプ付近からのLLC(Long Life Coolant)漏れ」のお話。
NET上でもチラホラ見かける症状で、我がPASSATでは一世代前のB7(我が家はB8)に多いように思われたが、どうもこれはB8も同じようで、いわば「お約束の故障」のようである。
現状、ウォーターポンプの故障なのか接続しているパイプの漏れなのか、それともそれ以外の原因なのかが判明していないため、どちらにしてもポンプの脱着、LLCの入替えなどの作業を含め、見積りも最大限の見積りで約9諭吉と出された。入院は2021年2月4日の予約となり、3日ほどの予定とのこと。
NET上でもチラホラ見かける症状で、我がPASSATでは一世代前のB7(我が家はB8)に多いように思われたが、どうもこれはB8も同じようで、いわば「お約束の故障」のようである。
現状、ウォーターポンプの故障なのか接続しているパイプの漏れなのか、それともそれ以外の原因なのかが判明していないため、どちらにしてもポンプの脱着、LLCの入替えなどの作業を含め、見積りも最大限の見積りで約9諭吉と出された。入院は2021年2月4日の予約となり、3日ほどの予定とのこと。
バッテリーの健康診断 [メンテナンス]
2020年8月9日
車載バッテリーにとって環境的に低温は厳しいが、夏場など気温が一定以上の環境では問題ないと言われる。しかし、夏場にはエアコンの使用率が上がるため違う意味でバッテリーにとって厳しい状況になる。
そこで、6月辺りからバッテリーチェッカーで健康チェックを気が向くとやっていたが、6月:587km、7月:58kmと昨今のコロナ禍の影響をもろに被ることになり、バッテリーへの影響はほとんどない状態となってしまった。
そこで、6月辺りからバッテリーチェッカーで健康チェックを気が向くとやっていたが、6月:587km、7月:58kmと昨今のコロナ禍の影響をもろに被ることになり、バッテリーへの影響はほとんどない状態となってしまった。
8月に入り、奥多摩へのショートドライブや充電器による充電などで、少しバッテリーへの充電をしてやる機会があり、その結果写真の通りの状況となっている。
チャージ(充電)状態<SOC>:95% 12.56V はつい最近の充電結果としても、健康状態<SOH>:71%はまずまずと思われる。
タイヤ交換(冬→夏) [メンテナンス]
2020年3月13日
そろそろタイヤの替え時ということで思い切ってスタッドレスをサマーに交換することにした。
このフロアジャッキで車体を持ち上げるが、フロアジャッキ本来の使い方ができない(車自体にジャッキを当てることができない)ため、車体サイドにあるジャッキアップポイント(4ヶ所)に当てるしかない。それでもパンタジャッキよりは遥かに楽で速い。
スタッドレスは「215/60R16」を使っているが、サマーは「235/45R18」となるため、サマーの方が少し重いし、大きい。そのため、取り換え時に結構体力を使うことになる。運動不足の老体にはかなり負担が大きく、後何回この作業ができるだろうと思ってしまった。(汗)
サマータイヤは昨年(2019年)のGWにMICHELINのPilot Sport 3から4に替えたばかりだった。走行距離は7,450kmである。
スタッドレスタイヤはMICHELINのX-ICE 3+を2018年10月に購入し、今シーズン(2シーズン)で約6,000km(3,000km/シーズン)走っている。
まだタイヤ交換(Newタイヤに交換)には間があるが、次のタイミングではオールシーズンタイヤにしようと思っている。
スタッドレスタイヤはMICHELINのX-ICE 3+を2018年10月に購入し、今シーズン(2シーズン)で約6,000km(3,000km/シーズン)走っている。
まだタイヤ交換(Newタイヤに交換)には間があるが、次のタイミングではオールシーズンタイヤにしようと思っている。
タイヤ交換(サマー→スタッドレス) [メンテナンス]
2019年11月19日
私の住む東京(山岳部)としては少し早目かな?と思われたが、タイヤの交換を実施した。
サマータイヤは取外した後綺麗に洗浄して保管した。
スタッドレスタイヤは装着後、空気圧の調整(2.2ber(220kpa)から2.4ber(240kpa)に調整;但し、メーカー推奨の圧は2.3ber)を行い、車のコンピュータ(Discover Pro)登録をリセットした。
尚、空気圧はタイヤ空気圧ゲージで計りながら自転車用空気入れで行った。
また、タイヤのボルト締めはトルクレンチで140Nmにセットして締めた。この後100mほど走って増し締めをしたいと思っている。
3年目、第1回車検 [メンテナンス]
2019年10月30日
VW PASSATを購入して早3年目の今年、第1回の車検を迎えることになった。車検に合わせて、オイル、LCCなども交換を頼んだため、税金関係込みで、およそ25人の諭吉さんが旅立つことになった。実際には来月の旅立ちだが、この時期に(・・・と言うか、いつの時期でも)諭吉さんの旅立ちは厳しいし、悲しいものである。
以下は車検に合わせて行った交換等作業項目である。(一部省略)
1.LCC(クーラント:冷却水)
2.DSGギアボックスオイル
3.給気フィルター
4.エアコンフィルター
5.ブレーキフルード
6.スパークプラグ
7.発煙筒
以上交換
8.エバポレーター洗浄
2.DSGギアボックスオイル
3.給気フィルター
4.エアコンフィルター
5.ブレーキフルード
6.スパークプラグ
7.発煙筒
以上交換
8.エバポレーター洗浄
今回車検直前の点検では特に問題となる故障や不具合は発見されず、無事車検を通過することができた。次回2年後の車検も、問題なく通過して欲しいものである。
サマータイヤ交換 [メンテナンス]
2019年5月2日
3月29日にDでタイヤの残溝を計ってもらった所、F4.5mm、R4.8mmとスリップサインまで1.数mm(凡そ3mmでスリップサインとのこと)で、早目のタイヤ交換を薦められた。
現在のサマータイヤは「MICHELIN Pilot SPORT 3」で、2017年3月22日に標準装備の「HANKOOK Ventus Prime 2」から履き替えたものだ。従って経過時間は2年強。走行距離は約40,000kmと、私の期待時間、期待距離には達していなかったが、今回履き替えを決断した。
もともと現状の「Pilot SPORT 3」を初めて履いたのはSAAB 93に乗っている時だったが、その時にスポーツとコンフォートを併せ持つような印象に好感を持ち、PASSATでも迷うことなく選んだ次第である。
今回「Pilot SPORT 3」の後継である「Pilot SPORT 4」を選んだのも「Pilot SPORT 3」の印象を引き継いでいてくれることを期待してのことだった。
写真左:「Pilot SPORT 3」 赤丸のスリップサイン付近の溝にご注目。
写真右:「Pilot SPORT 4」 新品の溝がこちらである。(赤丸付近)
写真右:「Pilot SPORT 4」 新品の溝がこちらである。(赤丸付近)
履き替えは、今までも何度かお世話になっている東京・練馬の「矢東タイヤ 練馬店」である。
バッテリーの交換 [メンテナンス]
2019年4月5日
以前乗っていた車では、およそ4年位がバッテリーの寿命だったが、最近は2年位が寿命なのだそうである。
我家のPASSATは新車で購入後2年と4カ月で交換となった。確かにこの間、55,000km以上走っているので、かなりバッテリーがヘタってもおかしくはない。
予兆は今年(2019年)始め位から出始めた。それは「アイドリングストップ」がなかなかかからないという症状である。しかし、当初は冬場と言うこともありそれほど気にすることもなかった。しかし、3月に入って30km以上走ってもアイドリングストップがかからない状態となり、少々不安になって来た折も折、丁度走行距離が前回のオイル交換から5,000kmをオーバーしたため、オイル交換と共にバッテリーの健康診断もしてもらおうということでDラーに持ち込んだ。
3月27日
オイル交換とリアにドライブレコーダー取付けをしてもらうのをメインとして、Dラーに持ち込んだ。序でにバッテリーの健康診断、タイヤ(夏)の残溝測定も依頼した。
その結果、バッテリーのボルト数は12.05Vと少々ヘタって来ていることが分かった。またタイヤの残溝4.5mmとスリップサイン間近ということも判明した。
因みに、この時純正バッテリーの値段を確認した所、5諭吉オーバーと言うことが分かった。そして何人かのみん友(みんカラの友達)さんがBOSCHのバッテリーを購入しているのを知っていたため、Dラーに社外品のバッテリーを持ち込んでの交換が可能か確認したところ、OKの回答を得ることができた。
どのバッテリーを選ぶべきか色々物色するとともに、交換時期も考え始めたが、3月31日にPASSATのツーリングでお会いしたみん友のSさん、Wさんの助言により、バッテリーは「BOSCH BLACK-AGM BLA-70-L3」に、交換時期は近日中にしようと決断した。
BOSCHのバッテリーは、BOSCHのHPによれば、我が家のPASSAT(B8 PASSAT 1.4L TSI)適合でも2種類ある。「BLACK-EFB」と「BLACK-AGM」であり純正バッテリーには「EFB」の記載があった。しかしSさん、Wさんの話では「EFBよりAGMの方がより高性能だが、PASSATにとっては影響ない」と言うことで、より高機能の「AMG」を選択することにした。購入はAmazonを選んだ。
4月5日
Amazonから届いたBOSCHバッテリーをPASSATに積んでDラーに向かった。Dラーでの交換は30分ほどで終わった。
バッテリーの交換をDラーで頼んだのには幾つか理由がある。先ずその重さである。あの重さの物を持ち上げて、エンジンルームのバッテリー位置から外したり納めたりは老体にはとても無理である。更には車のコンピュータにバッテリーを登録しなければいけないらしいのだが、この作業は完全にユーザー個人ではできない作業である。また、使用済みのバッテリーの処分もDラーに頼むのが一番簡単である。
そんなこんなでDラーに頼むことにしたが、断られたら面倒なことになっていたかも知れない。
バッテリー交換後、先ず感じたのはアクセルの反応が良く車体自体が若干軽くなったように感じられたことである。これは恐らくプラセボ効果ではないかと思われるが、とにかくマイナスの感覚はなかった。そしてアイドリングストップも信号などで止まる度に作動したのだった。後は今後どれだけの年数持ってくれるかであるが、3年位はもって欲しいものである。
スタッドレスタイヤ交換と空気圧 [メンテナンス]
2018年11月28日
中古で購入(ヤフオクで購入)したスタッドレスタイヤが製造年から7年目を迎えるに当たり、タイヤ表面のひび割れも出て来たことから買換えを行い、今回サマータイヤから履き替えを行った。
スタッドレスタイヤは前:MICHELIN X-ICE XI3(2012年製造)を後:MICHELIN X-ICE 3+にした。スタッドレスタイヤの買換え本格シーズンに入る前にと東京・練馬区の矢東タイヤ練馬店で2018年9月中旬に取り寄せを頼み、同年10月9日購入、セットアップ・交換をしてもらった。
サマータイヤからスタッドレスタイヤへの交換の目安は、タイヤメーカーのHPを見ると気象庁の「霜・雪・結氷の初終日」を参考に雪が降り出す1か月前がスタッドレスへ交換のタイミングになるとしている。つまり東京では12月初旬になるそうである。
また違うHPの情報では、気温がセ氏7度(7℃)を下回るようになったらとしている。この場合の7度Cは夜間から早朝のことなのか、日中のことなのか分からないが、私のように東京以外の他府県にもドライブなどでよく行くことを考えれば、夜間・早朝時の気温を指標にしても良いのではないかと思っている。
今年(2018年)3月にスタッドレスタイヤからサマータイヤに履き替えたが、もうスタッドレスタイヤに戻す(?)時期になったのかと思うと時の経つのがあっという間に思える。
別に狙った訳ではないが、記録を見ると昨年も11月29日に履き替え作業を行っていた。と言うことは、昨年も大体同じように気温が下がって来ていたと言うことになる。
さて、タイヤ交換の作業は私にとってはかなりの重労働である。業者に依頼して発生する数千円をケチるか、数千円で楽ちんを買うかの選択を、私は今の所「ケチる」ことにしているが、これも後数年で「楽ちん」選択に変わりそうである。
それでも以前はジャッキにパンタ型を使用して2台のタイヤ計8本X2(スタッドレス+サマー)を脱着していたが、PASSAT購入時にフロアジャッキを購入して少し楽になり、今年は嫁様のPTクルーザーをオールシーズンタイヤにして1台交換フリーにしたことから、PASSATの1台のみになったのは大きいと言える。
タイヤ交換の手順として、先ず行うのはタイヤの「ボルト外し」と「ジャッキアップ」だが、昨年春の「スタッドレスからサマー」への変更時以来、ボルト外しをトルクレンチを使ってやっていた。特に理由があってのことではなく、取っ手の長さが適当に長く使い易かったからであるが、これはNGと言うことが今回みんカラ友達(みん友)の方からの指摘で分かった。思えば、ボルト外しにトルクレンチは拙いかな?とは思いもしたのだが、やはりNGだったとは。。。次回より別の方法を取ることにする。
また、「ジャッキアップ」を少しでも楽にしようと「フロアジャッキ」を購入し、前輪2輪、後輪2輪と持ち上げて作業をするつもりだったが、フロアジャッキをサスペンションアームに当てることはNGとのDの指摘でフロアジャッキでの楽ちん計画も敢え無くとん挫したのだった。仕方なく、現状はボディーサイドのジャッキアップポイント4カ所に順番にフロアジャッキを当ててジャッキアップをする方法を取っている。
タイヤを付け替えてボルトをハメる時にトルクレンチの登場となる(これが正規の使い方)が、さてトルクは幾つで締めたらよいのか。Dの話では140Nm(ニュートンメートル)或いは1.4bar(バール)とのことである。このトルクは実際にやってみると分かるが、そんなに強く締め付けるものではない。感じ方にもよるが少々心もとなく感じる人もいるかも知れない。手の力だけで十分なのである。昔、私が行った自動車学校で教わったタイヤパンク時のスペアタイヤとの交換で、ボルトの締め方は最後にボルト締めのレンチに自分が乗って締めるというものだった。それから思えば、現在の140Nmの締めは明らかに弱い。しかし、タイヤ交換でボルトを外そうとすると、明らかに腕の力だけでは足らず、レンチの上に乗って回している。つまり、タイヤのボルトはタイヤが回転することによって自然により強く締められる作用があると言う訳だ。しかし、緩く締め過ぎるとタイヤが外れることも起こるため、トルクレンチを使わずにボルト締めをする時には注意が必要である。
作業の最後は「タイヤの空気圧」である。PASSATのメーカー指定標準空気圧は230kPa(キロパスカル)だが、電気の「自然放電」と同じようにタイヤの空気も徐々に自然と抜ける。特にサマータイムに寝かせていたスタッドレスタイヤの空気圧は減っていて当たり前と考え、タイヤの履き替えを行なったら必ず空気圧調整をしなければならない。ここで少しばかり問題が起こる。自宅で走行前の愛車の空気圧を計った時と、数キロ先にあるタイヤショップに着いた時の空気圧が異なる(概ね空気圧がUPしている)のである。NETで調べてみると、走行前のタイヤが冷えた状態での空気補充がベストのようで、そうなると基本的に自宅にコンプレッサーなどを常備しなくてはならないかも知れない。これは正直不便である。マンションなどにお住まいの方ではコンプレッサーを所有しても電源が取れないなどの不都合が生じるはずである。その時NETで都合よく発見したのは「自転車用空気入れ」を転用するという方法である。NETの説明では、車のタイヤの空気圧は200-240kPa、自転車は600-900kPaと車より自転車の方が遥かに高い圧で空気を入れなければならない。それをこなす自転車用の空気入れなら自動車に転用できないはずはないとのこと。
早速NETで「自転車用空気入れ」を購入し、愛車で実験してみた。結果、愛車の空気圧は220kPa(4輪)だったが240kPaまで持って行くことに成功した。勿論240kPa以上にすることも可能だが、今回は止めて置いた。
さて、ここで注意事項を2点。自転車用空気入れには幾つかの種類があり、電動コンプレッサーなどもある。基本的にどれを選んでも良いのだが、1点気を付けなければならないのは、空気入れのタイヤに取り付ける給気口の形状である。自転車の方は良く知らないが、どうも「仏式」「米式」「英式」の3種類が主流らしい。で、車のタイヤの吸気バルブの形状は「米式」に相当するらしい。
2点目の注意は、電動コンプレッサーではない従来式の人力では、相手の大きさから言ってもわずか数十kPa入れるだけで結構な回数の上下運動または手の押し引きをしなければならないので、少々疲れると言うことを覚悟しておいた方が良いかも。。。
何にしても「自転車用空気入れ」で愛車のタイヤの空気圧調整ができるようになったのはメデタイ。
P.S.
空気調整が終わって全てが終わったような気になっていたが、作業後に走行した所車からお叱りのエラーメッセージが表示されてしまった。既にお分かりの方もいることと思うが、タイヤを履き替えた時の約束事、空気圧のリセットをDiscover Pro上で行っておかなければいけないのである。くれぐれもお忘れの無いよう。